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【野島伸司 おすすめドラマ】数々の伝説的ドラマを世に送り出してきた過去13作品をチェック!

現在配信中のHuluオリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』で悲劇的純愛を描いた脚本家・野島伸司。

野島伸司と言えば、数々の伝説的ドラマを送り出してきた、テレビドラマ界の功労者と言っても過言ではありません。最近のテレビドラマは何だかちょっと物足りないと感じている人にとって、『雨が降ると君は優しい』は、久しぶりに衝撃の野島ワールドを思う存分堪能できる作品です。

野島伸司が「本当に書きたかったもの」として今回ドラマのテーマに選んだのは、セックス依存症。夫を深く愛しながらも、晴れた日には衝動を抑えきれず、不特定多数の男性と肉体関係を持ってしまうセックス依存症に悩む妻、妻の秘密を知り、それでも変わらず一途に愛し続けることを決心する夫。最近流行の不倫のような快楽的なものではなく、最高難度の枷を与えられた夫婦が、ノーブルな精神でその困難を乗り越えていくのかが描かれていきます。世界観としては『高校教師』に近いと語る野島伸司の最新作を追っていたら、過去の問題作も改めてチェックしてみたくなるはず。

今回は、過去の野島作品をテイスト別にまとめてみました。過去の過去の作品を振り返りつつ、改めて脚本の魅力、テーマの選び方などをチェックしていきましょう! 野島作品にはさまざまな”愛”が描かれているのも特徴なので、そのあたりにスポットを当てて見ていくのもおもしろいかもしれません。

野島伸司 ドラマのおすすめ作品一覧

大学を中退し、渡米してUCLAに通い、帰国後はフリーターを経てシナリオライターを目指します。1988年に『時には母のない子のように』で第2回フジテレビ・ヤングシナリオ大賞を受賞します。そして、その年のフジテレビ系連続ドラマ『君が嘘をついた』で脚本家デビューを果たします。愛しあってるかい!』『すてきな片思いと立て続けにヒットを飛ばし、4作目となる『101回目のプロポーズ』で大ブレイクしちゃいます。その後の活躍はご存知の通り。人気脚本家として単なるヒット作だけでなく「問題作」も多く世に送り出しています。近年は、小説、絵本、詩集なども発表しています。

デビューしてからすぐにヒット作、数作で大ブレイク、すご過ぎますよね。

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■やっぱり見たい!シリアス&ディープな恋愛モノ

 

『高校教師』(1993)

真田広之&桜井幸子演じる、教師と生徒の禁断の愛。テーマは過激な印象でしたが、ストーリーは、とてもピュアで切ない純愛を描いている作品です。タブーに挑むことが野島伸司の魅力のひとつでもありますが、その代名詞とも言える代表作のひとつです。ヒロインを演じる桜井幸子の純粋過ぎる、そして儚げな美しさも印象的で注目を集めました。禁断の愛は、純愛すぎてドキドキ感に溢れていましたが、2人の関係とは対照的に、次々とショッキングな関係や内容が明かされていきます。最終回の終わり方は、いまだに「2人はどうなったのか? 」と語り継がれているほどです。

『この世の果て』(1994)

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天才ピアニストとクラブのホステスがいろいろなものを失いつつも、愛し合っていく物語。テーマは「無償の愛」。カッコ良過ぎの三上博史と美し過ぎる鈴木保奈美の切なさ&悲しさMAXのピュアな愛の物語でしたよね。最近では、ナレーションでも活躍する三上博史ですが、このドラマでの「語り」もとても魅力的です。文字にすると少し嘘っぽくなってしまう“永遠の”“真実の”“究極の”という言葉。しかし、野島作品では、それが本物に見えてしまうから不思議です。ドラマの中に漂う空気感も独特で、クセになります。さまざまな愛の形が見られるので、「愛とは何だ」と考えている人にもおすすめのドラマ。

『リップスティック』(1999)

少年鑑別所を舞台に、突き詰められた恋愛観と少女5人の友情を描いた野島伸司ならではとも言える独特なラブストーリー。三上博史演じる有明と、広末涼子演じる愛が限られた時間と空間の中で傷つけ合いながらも互いの愛を確かめ合う姿が印象的。登場人物が、それぞれにトラウマやコンプレックスを抱えており、悩みながらも乗り越えていこうとすることもテーマとなっています。野島作品では、音楽もいつも話題になるのですが、このドラマの主題歌はREBECCAの「フレンズ」。大ヒット曲が、再度大注目を浴びたことは言うまでもありません。

 

■意外と書いてる? ライトな恋愛モノ

 

『愛しあってるかい! 』(1989)

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Huluオリジナルドラマ『雨が降ると君は優しい』では、28年ぶりに野島作品に参加ということで話題になった陣内孝則。その28年前に参加した作品と言えば、『愛しあってるかい!』です。野島作品には、意外とライトな恋愛モノもあることをご存知でしょうか? こちらの作品は、ハイテンションでユーモア満載、野島作品のイメージとは違う! と感じる人もいるかもしれません。表参道女子高校と南青山高校。2つの高校を舞台に、生徒も教師も入り交じって愛しあって(?)いきます。愛が溢れる作品です。「愛しあってるか〜い!」という陣内演じる日色一平の合い言葉はノリも軽いのですが、そこはやっぱり野島作品。ところどころいい塩梅で、心にグッと響くセリフが散りばめられています。

『101回目のプロポーズ』(1991)

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「ぼくは死にましぇ〜ん」をはじめ、数々の名台詞を生み出した伝説的ヒット作品。浅野温子演じる矢吹薫に恋をしたのは、武田鉄矢演じる星野達郎。美女と野獣などと例えられ、話題になりました。放送当時は、トレンディドラマのと言えば、美男美女の組み合わせが当たり前という風潮だったので、衝撃的でもありました。野島伸司の名前を世に知らしめた作品、いわゆるブレイク作として知られていますが、野島伸司=センセーショナルな問題作というイメージがあるので、この作品がまさか野島作品とはと改めてビックリする方も多いのではないでしょうか。しかし! キャスティングなどには意外性がありますが、内容をよく見ると、やはり、心が洗われるほどの達郎のピュアな気持ち、切ない感情、優しさにはやっぱり野島作品だなと感じるはずです。浅野温子の美しさをより引き立てる、武田鉄矢の珍獣?!っぷりに、叶うはずもないと思いつつ、純粋に応援したくなる心が動く、野島マジックに見事にハマれる作品でもあります。

『ストロベリー・オンザ・ショートケーキ』(2001)

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かわいらしいタイトルから、野島伸司が何だかいつもと違う境地で書いた作品なのでは? と期待せずにはいられない作品。登場人物がそれぞれに片思いに悩みながら、人間的成長を遂げていきます。テーマは「永遠の片思い」。野島作品ならではの切なさと瑞々しさが溢れながらも、ちょっとライトな気持ちで見れるのは、根底に流れるポジティブ要素。これが野島作品の新境地と言われるポイントです。野島本人も「右脳で書いた」と当時のインタビューで答えています。出演陣も超豪華! 滝沢秀明、深田恭子、窪塚洋介、内山理名、そして石田ゆり子。オープニングにはABBAの「チキチータ」、エンディングには同じくABBAの「SOS」。超有名過ぎる名曲たちも、ぴたっと世界観にハマってしまうのは、まさに野島マジックならではというところ!

■今では放送不可! 社会問題がテーマの作品

ココで紹介する『人間・失格』『未成年』は、先ほどご紹介した『高校教師』とセットで、”TBS野島3部作”と言われています。野島自身が『人間・失格』制作発表時に「TBS3部作のうちの2作目」とコメントしたことから、そう呼ばれるようになりました。3部作と言われているだけに、共通点があります。

  • 学校が舞台であること
  • 10代の苦悩や葛藤が瑞々しくもセンセーショナルに描かれていること
  • 『高校教師』で話題をさらった桜井幸子がすべての作品に出演

3部作と言われてはいますし、共通点もありますが、基本的には核となるテーマも、ストーリーも違っているので、どの作品から見ても違和感はありません。しかし、野島作品を語る上では絶対に外せない素晴らしい作品です。

『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』(1994)

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タイトルから、衝撃度が計り知れなそうな予感がする本作は、ブレイク前のKinki Kids(堂本剛・堂本光一)が出演していることでも話題になったドラマ。舞台は名門中学校。自殺に追いやられた中学生の父親の姿を通して、人間としての愛情を描くとともに、人間の持つ弱さや優しさをセンセーショナルに描いた作品。いじめや自殺がテーマなだけに、放送当時でも「残酷過ぎる」と非難された衝撃作です。いじめ問題は取扱い注意的な雰囲気で、見ないフリをしがちなもの。この作品では、人間とは残酷なもの、とまざまざと突きつけられると同時に、とことん深い親子愛も感じます。みんなが見ないフリをする問題に真っ向から切り込み、そして考えさせる。野島らしさに溢れる作品です。

『未成年』(1995)

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いしだ壱成、桜井幸子、香取慎吾、反町隆史、浜崎あゆみと今では考えられないようなキャスティングで描かれた友情がテーマの作品。未成年ならではの瑞々しさが、衝撃度を引き立てるドラマです。前半では高校を舞台に穏やかな高校生活が描かれていますが、後半になると、未成年たちは、比較社会と全面対決し、機動隊まで出動するという一筋縄ではいかない青春群像劇です。誰もが経験する10代特有のピュアだからこそ悩み苦しみ、葛藤を抱えるという不滅のテーマを扱っているので、気づけば感情移入している自分に気づくはず。

 

■セリフを聞くだけで思い出す! 名台詞が印象的な作品たち

『101回目のプロポーズ』では、「僕は死にましぇ〜ん」「50年後の君を今と変わらず愛している」など数々の名台詞を生み出しています。セリフを聞くだけで思い出のあのシーンがよみがえるという方も多いのではないでしょうか。ココで紹介するドラマにも、名キャラクターの名台詞が登場します。ドラマを見ているときには、「いったい、どこで使えばいいのさ」と思っていたセリフでも、どこかで使いたくなる衝動に駆られるのが野島マジック。キャラクターになりきってマネして使ってみた経験のある方はたくさんいるはずです。

 

『ひとつ屋根の下』(1993)

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両親を亡くし離れて暮らしていた柏木家の兄弟姉妹6人が、ひとつ屋根の下に一緒に暮らし始めることで心を通わせていく、毎回泣ける感動のホームドラマです。柏木家の兄弟姉妹を江口洋介、酒井法子、福山雅治、いしだ壱成、大路恵美、山本耕史が演じています。ドラマはパロディが出てきたり、モノマネされたら人気が出た証拠などともいわれていますが、このドラマは、江口洋介、福山雅治のモノマネをする人には外せない作品でもあります。特に、江口洋介演じるアンちゃんの口癖は、ちょっとクサい! 使いどころが分からない! と感じつつも、アツい想いや、愛がこみ上げてくるとつかってみたくなるもの。さらに、福山雅治演じる弟の雅也は、「アンちゃん」「小雪〜」と兄弟を呼ぶだけなのに、名台詞のような印象を残しているというのもおもしろいポイントです。

『家なき子』(1994)

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脚本作品ではなく、企画として参加した作品。インパクトという点では、これほどまでに印象に残る作品はないのではないでしょうか。あり得ないほどの壮絶な人生をたどる主人公・相沢すず(安達祐実)が、イジメのはびこる日本社会の中でたくましく生き抜いていくことを通して、人を愛することの大切さを訴えかけるというのがこの作品のテーマです。流行語にもなった名台詞は「同情するなら金をくれ!」。お金は人を変えてしまう、しかし主人公・すずの最後までお金に負けないという強さにも心を打たれます。子供なのに子供らしくない言動も印象的で、これでもか! と残酷に襲いかかる不幸の連続は涙なしで見ることはできません。過酷な環境にありながらも、大切な人を思う優しさや、相棒のリュウとの友情にも心打たれる物語です。『ひとつ屋根の下』そしてこの『家なき子』は、続編あり! の人気作でもあります。『家なき子2』では、すずの恋人役として、堂本光一が登場しているのも見どころのひとつ。

 

■ちょっと変わった異色作&近年トライした”配信発オリジナルドラマ”

 

『世紀末の詩』(1998)

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野島作品に欠かせない“愛”がテーマとなっている作品。一話完結形式で描かれたラブストーリーは、毎回さまざまな形の愛を取り上げているというちょっと変わったドラマです。愛の存在を信じ続ける竹野内豊演じる野亜亘と、愛の存在をシニカルに否定する山崎努演じる百瀬夏夫。2人の男が“愛とは何か”を問う物語です。2人の役名にもあるように、どこか現実離れした、おとぎ話のような雰囲気が漂う作品です。それもそのはず、「どのドラマの種類にも入らない寓話的な作品にしたい」という野島の想いから作られた作品なのです。それまでの野島作品に登場した俳優陣が、各話ごとにゲストとして参加しているのも魅力のひとつ。さらに主題歌はジョン・レノンの「LOVE」。野島ドラマといえば、視聴率20%超えは当たり前とされていましたが、こちらの作品、視聴率的には振るわない作品とも呼ばれています。しかし! 作品的には名作と呼ばれている野島ファンにとっては外せない作品でもあります。愛とは何か。この作品で改めて考えてみるのもいいのでは?

『パパ活』(2017)

パパ活とは、カラダの関係はナシ。デートをするだけで金銭的支援をしてくれる男性との交際を意味します。密かな社会現象ともなっているパパ活をドラマのテーマに選ぶとは、さすが、野島伸司といったところです。なんだか、いかがわしい関係性を想像してしまいますが、そこに愛がある、新たな男女の関係性があると描くのが、野島伸司スタイルなのです。こちらの作品は、dTV配信作品となるドラマで、会員限定の試写会では、参加者の92%が「内容に満足」と答えたという満足度をたたき出しています。野島伸司が描く社会問題、パパ活であれば、スキャンダラスな内容をイメージしてしまいますが、現代人が抱える寂しさや、孤独、それを癒そうと求める心などが、描かれている作品です。渡部篤郎のじわじわくる魅力がたまりません!

『雨が降ると君は優しい』(2017)

玉山鉄二×佐々木希が演じる夫婦の悲劇的純愛を描いたこちらの作品は、とにかく話題性抜群でした。佐々木希演じる妻は、不特定多数の男性と体の関係を持ってしまう心の病、セックス依存症に悩まされています。夫が妻の事実を知ったとき、今までと変わらず、愛し抜くことができるのかという試練を与えてしまう作品なのです。登場人物みんなが秘密を持っているのですが、その秘密が心の闇的なものが多く、他人に依存することに対し葛藤しています。小説家や、本の世界が出てくるのでどこか、文学的な雰囲気に包まれている作品なのですが、登場人物には人間臭さがあり、現実味があります。さまざまな悩みが渦巻くドラマなので、誰かしらには思い入れができちゃうというのも、現実離れしていそうなこのドラマが、身近に感じられる理由のひとつかもしれません。

野島作品の魅力は、テーマの衝撃度と、これから何が起こるのかが分からないところにあります。問題は最終回ですべて解決、みんなハッピーなエンディングを迎える、という分かりきった展開のドラマには正直物足りなさを感じている、という方も多いのではないでしょうか。ワクワクする、ザワザワするという感覚が不足しているなら、現在Huluで配信されている『雨が降ると君は優しい』のような野島テイスト満載な作品がおすすめです。セックス依存症という病を抱えた妻、その事実を知ってしまった主人公の夫が、この問題をどう乗り越えていくのか。どんな愛を見せてくれるのか。ワクワクどっぷりと野島ワールドにハマれます。もっともっと野島伸司の世界観に浸りたい! という方は、過去作品も一緒に見直してみましょう。放送当時とは違った視点で見ることができ、新たな発見もあるはず。そして、改めて野島伸司作品の衝撃度を目の当たりにすること間違いなし! もう野島ワールドから抜け出せなくなってしまうかも?!

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