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【不能犯】原作の結末をネタバレ!映画はどこまで描くのか?徹底考察!

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「愚かだね、人間はー」のセリフでおなじみの人気漫画『不能犯』。松坂桃李が主演を務める話題の実写版が2018年2月1日(木)、いよいよ全国公開となります。見た目も、中身も、その能力も”謎”な主人公。彼の目的は一体なんなのか…。気になることだらけという方も多いのではないでしょうか。

映画版ではどこまで描かれるのか、どこまで謎が解けるのかなどを予想しながら、まずは、原作チェックをしていきたいと思います!

原作漫画『不能犯』はグランドジャンプで連載中の大人気作品

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原作・宮月新、作画・神崎裕也による漫画『不能犯』は、「グランドジャンプ」にて2013年10月より連載がスタートした作品で、現在も連載中です。”救いがなさすぎ!””不気味だけど主人公にハマる”とじわじわと人気が出た作品で、満を持しての実写化!となりました。

基本的には1話完結のストーリー展開なので、どこから読んでもOKな作品ですが、ミステリアスな主人公(殺し屋)の謎を解くという意味では、最初から順番に読み進めていくのかおすすめです。

1話1話の完成度が高く、ダークな雰囲気に包まれながら展開していくストーリーに引き込まれていきます。「そうきたか~!」と気持ちよく裏切られる感じがたまらないんです。そんな引き込まれ系ストーリーに、ダーク&殺し屋なのに心を奪っていく主人公の不思議な魅力がプラスされ、どんどんハマっていくこと間違いなし!の作品です。

『不能犯』原作の結末をネタバレ!映画のエピソードは1巻で完結?!

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現在(2017年11月時点)も連載中で、コミックは6巻まで発売されています。まだ完結していないので、映画ではどのエピソードを切り取って展開していくのか、気になるところですが、映画公式サイトのSTORYにCASE1、CASE2が公開となっています。

ストーリーとキャストを見る限り、原作の第1話から第3話がベースとなるようなので、この3話を中心に、映画キャストからストーリー展開の予想し、ネタバレ全開でご紹介していきます! 原作を読んでいる方であれば、あのエピソードが見たい!などいろいろと思い浮かべているかもしれません。みなさんの好きなエピソード、好きなキャラは登場しそうですか?

各話チェックの前に!漫画『不能犯』はこんなお話です。

黒いスーツを身にまとい、切れ長の目に赤い瞳、ミステリアスな言動で神出鬼没な男。男の名は宇相吹正(うそぶき ただし)不思議な能力を持つ殺し屋です。

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ある電話ボックスに、殺して欲しい相手の情報と、その理由を書いたメモを貼っておくと、依頼人の代わりに相手を始末してくれるのです。「え?それだけ?」という感じですよね。しかし、びっくりなのはそれだけではありません。注目すべきは殺しの方法です。宇相吹という男、ターゲットを刺したり、撃ったりするどころか、直接手を汚すことなしに相手を殺してしまいます。つまり、「思い込み」という方法で命を奪うのです。なんとも怪しく光る赤い瞳。この瞳に見つめられると、見つめられた相手の「思い込み」が始まってしまうのです。

例えば…。

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見つめられた相手は、その先にも道はあると”思い込み”屋上から一歩足を踏み出してしまいます。毒物を飲まされたと”思い込み”心臓マヒを起こしてしまいます。「え?そんなことってある?」と疑ってしまいそうですが、あるのです。最初は「え?赤い瞳に見られるだけで?うっそー?!」って思ってしまうのですが、読み進めていくと、瞬間的に「思い込まされる」気分が分かる気がしちゃうんです。宇相吹の赤い瞳には、現実を正しく認識する力を奪われてしまうのです。瞬間的に催眠術にかかったような…。

確かに宇相吹による殺人なのですが、彼を法律で裁くことはできません。宇相吹の犯罪は不能犯なのです。不能犯とは、立証不可能犯罪、つまり証拠が特定できないために、刑罰の対象とならない犯罪を指します。マインドコントロールで人を殺しても、犯行が証明できないため殺人罪にはなりません。わら人形で呪われた人が死んでしまっても、人を呪う行為自体は、殺人の証拠がなければ罪にはならないのです。そんな能力を宇相吹は持っているのです。

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どうして、宇相吹がそのような能力を持っているのか。宇相吹の目的はなんなのか。とにかくミステリアスで、1話完結なのですが、宇相吹の謎がいつ解き明かされるのかが気になり、読み進めていきたくなります。依頼されて人を殺す。それだけではなく、ほとんどのケースで、殺人を依頼した人間も悲惨な終わり方をする、これもこの作品のポイントです。宇相吹がなぜ殺し屋をやっているのか。6巻まで読んでいますが、その目的はお金ではないなというのはなんとなく感じています。依頼には報酬が出るのですが、それは宇相吹が飼っているたくさんの猫たちのエサ代に消えていくのです。

ちなみに、宇相吹は、これまでに始末した人間の名前を猫に名付けたりしているというゾッとする面もあります。謎の力で殺しをするというだけで、もちろんゾッとするキャラクターなのですが…。

さて、いよいよミステリアスで不気味な宇相吹登場シーンとなる第1話から映画で描かれると予想される3話までをネタバレ全開でチェックしていきましょう!公式で出ている場面写真なども散りばめているので、どこにどう絡んでくるのかなど想像しながら、あわせてチェックしていくのもおもしろいかもしれません。

【ネタバレ】第1話 赤い瞳の男、宇相吹登場「冤罪の償い」

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第1話の冒頭部分、カフェで不審な死をとげたのは、悪徳闇金業者・木島という男。映画版では、水上剣星が演じています。木島は、ドラマ版と映画版を繋ぐ重要な役どころでもあり、原作の第1話で最初のターゲットなのでしっかりチェックしておいてください!! 木島が死ぬ寸前まで一緒に居た男。カフェの防犯カメラから、正体が判明します。男の名前は宇相吹正。いうまでもなく、この作品の主人公でもあり、映画・ドラマ版では、松坂桃李が演じます!

キャリアの女刑事・夜目(映画版で演じるのは矢田亜希子!)が後輩の多田刑事(原作では男性キャラですが、映画・ドラマ版では女性キャラに変更され、沢尻エリカが演じます)を引き連れて聞き込みに向かった先は、公園のベンチ。昼寝をする宇相吹が目を覚ました瞬間、夜目は彼の不気味な赤い瞳目にします。「この男の目…何か…?…」夜目だけでなく、読んでいるほうも「何かあるぞ、この男!」と思ってしまう瞬間です。夜目は、宇相吹を署まで連行しようとするのですが…。

証拠がないんです! 宇相吹はあくまで重要参考人という立場のため署まで同行する様子もありません。それどころか、夜目に猫のえさやりを頼むという堂々のマイペースっぷりなのです。。「女性の手からもらえると喜ぶので…この子達…」という宇相吹の言葉に渋々ながらも従います。そのとき!夜目は猫に手首を噛まれてしまいます。

それを見た宇相吹は、夜目の手首を掴み、なんとなんと、夜目の手首の傷口をべろぉお。ペロリではなく、べろぉっと舐めるです。びっくりした夜目は思わず宇相吹にビンタ!

しかし、宇相吹は、特に気にする様子もなく、夜目たちの前から立ち去ります。ここでも「ぺろっ」と舌を出して…。次の瞬間多田刑事と夜目が目にしたのは、手首の傷口がどんどん腫れ上がっていく様子でした。当然、頭をよぎるのは、舐められたときに毒を盛られた!という考えです。医務室で治療を受ける夜目に伝えられた結果は、「異常なし」でした。手首の腫れの原因は、毒ではなかったのです。それどころか、ただのかすり傷との診断でした。

木島の死に宇相吹が関与している可能性は極めて高いにも関わらず、謎が解けない、逮捕できない! 夜目は捜査に行き詰まります。

すると、先輩の河津村刑事(映画版ではベテラン鑑識官として登場します。演じるのは安田顕です)が夜目に”とある国で行われた実験の話”を聞かせます。被験者を首から下が見えない状態にし、腕を切ったという”感触”を与えます。そのとき「人間は体の3分1の血液を失うと死ぬ」と聞かせておくのです。腕から血が流れ出ているかのように見せかけるため、水を流し続け「そろそろ3分の1の血液が流れ出た」と伝えると、そのままショック状態となり、死亡したというのです。

「思い込み」により死んでしまったという実験例なのですが、今回の事件もそういうことなのでは?と言うのです。

普通ならここで、「そんなことあるわけない!」とツッコめるところなのですが、実は、夜目には「思い込み」による辛い過去があり、そのことで今も苦しみ続けています。なので即否定することができません。

続けて、河津村刑事はこんなことを言います。犯罪が実現する可能性が極端に低い状況における容疑者…法的に「不能犯」と呼ばれる、と。

そして、こう続けるのです。「人間は一度思い込むとその呪縛から逃れられない。真実なんてものは二の次だ」。その言葉は、夜目が今も苦しむ辛い過去を思い出せます。

河津村刑事の言葉を聞いた夜目は、その夜もう一度宇相吹を訪ねます。やってきたのは、あの公園です。夜目が宇相吹を追求するのか!と思いきや、なんと二人は誰もいない夜の公園で体の関係を持ってしまうのです。なんという展開!いきなり甘い展開になるのか!などと不思議に思っていると、宇相吹は夜目に体を重ねた”お礼”?!として告げるのです。「貴方は今夜死ぬ」と。おそろしすぎる~。お楽しみの後にそれって…。

夜目はどうなってしまうのか。宇相吹の言葉の意味は?

と、いつもならここで”乞うご期待!”とするところですが、今回は、ネタバレ全開でということで答えを教えちゃいます!

夜目は、言葉の暗示にかかっていたと証明するかのように、その夜に死んでしまいます。

実は”夜目の死”には、こわ~い裏話があったのです。夜目には「思い込み」による辛い過去があると触れていましたが、その辛い過去と今回の夜目の死が絡んでいたのです。夜目には、河津村の息子を窃盗犯として逮捕したという過去があります。その息子は無実を訴えていたのですが、聞き入れてもらえないことに絶望し自殺をしてしまったのです。しかも、その後の捜査で河津村の息子とその事件は無関係だったことが判明します。それは”誤認逮捕”だったのです。

無実の罪で息子を死に追いやった夜目を、河津村が許せるはずもありません。河津村は、宇相吹に夜目の殺害を依頼していたのです。しかし、ここで終わらないのが『不能犯』の魅力です。河津村は、宇相吹に依頼が成功したことを報告しているのですが、ふと気づくとそこは刑事部屋。仲間の刑事たちが集まる前で、宇相吹に夜目殺しを依頼していたこと、さらには隠していた醜い本心を思いっきり披露してしまうのです。

「愚かだね、人間は」

宇相吹の言葉で、あらゆることに終わりが告げられるのです。

いかがですか?殺人の依頼をされ、それを不思議な力で実行する宇相吹。そして、依頼は成功して終わるだけかと思ったら、依頼人にも悲惨な結末が訪れるというわけなのです。

宇相吹の登場シーンとなる第1話。さらに、今後すっと宇相吹と関わっていくことになる多田刑事の登場シーンでもあるので、しっかりと原作をチェックし、さらに映画版での描かれ方に注目しちゃいましょう!

ネタバレの続きはこちら。実写キャストの設定の違いも解説

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