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©2018「不能犯」製作委員会

【不能犯】原作の結末をネタバレ!映画はどこまで描くのか?徹底考察!

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【ネタバレ】第2話 裏切りの連続!一体誰を信じればいいのか?!「姉妹の裏切り」

「許せない…アイツが…!!」

裸でベッドに寝転ぶ女性・夢原優は怒りをあらわにしながら、自分が宇相吹に双子の姉”夢原唯”の殺害依頼をしたことを呟きます。映画版では、キャラの名前は少々違うようですが、殺人の依頼者を真野恵里菜、殺人のターゲットを芦名星が演じるようです。

唯は、来月ハワイで挙式を行う予定。婚約者の榊克明は、榊総合病院の院長の長男で次期院長。誰もがうらやむ絵に描いたような幸せな人生が待っているのです。優と唯の両親は彼女たちが10歳の頃に離婚し、二人は離れ離れになってしまいます。父親に連れていかれたのが今回の依頼人である妹の優です。父親の会社は倒産し、酒と暴力、地獄の日々を過ごすことになった優は、借金返済のため体で稼いでいました。

父親が他界したあとも、体を売ることを続けている優は、自分だけ幸せになる唯が許せない!と鬼の形相で怒りをあらわにします。唯が、有名デザイナーとなったことをネットで知り、手紙を出すものの、返事もなし、結婚式にすら招待されないことに怒り狂っている優は、宇相吹に唯の殺害依頼をしたというわけなのです。

宇相吹は、唯の前にあらわれ「貴女を…殺しに来ました」と告げます。もっとも身近な人間に殺害依頼をされたと言って…。

宇相吹の赤い瞳にグッと見つめられた唯は慌てて車に乗って逃げ出します。しかし、ブレーキがきかない!とそのままガードレールに突っ込んでしまうのです。命に別状はなく、榊病院に入院します。心配した婚約者の克明が唯の病室に飛び込んできます。「大丈夫か?」という彼の言葉に、宇相吹の最も身近な人間という言葉がよぎります。

事故の話を伝える中で、黒いスーツの男という言葉で克明が「ピクッ」と反応します。まるで黒いスーツの男を知っているかのように…。ちょっと考え過ぎかもなんて、気を許しているところに、看護婦が薬と食事を届けにやってきます。美人ナースの冴子さんです。映画版では堀田茜が演じる美しい看護師になるのではないでしょうか。

一人になると唯は、事故ことを考え始めます。すると、ドアの向こうに薬の瓶を持った宇相吹の姿が…。宇相吹の姿を見た瞬間、食べたものに毒が入っていたのでは?と疑う唯は、吐き出してしまいます。冴子が慌てて駆けつけるのですが、そこに宇相吹の姿はありません。それから唯は、食事も薬も口にしなくなります。病院の食事も、薬もそして、克明も信じられなくなった唯は、すべてを拒絶します。克明は、唯が”認知バイアス”ではないか?と冴子に告げます。自分が狙われているという認知バイアスが生まれることで、あらゆる情報を”狙われている”ことに結びつけてしまうというのです。

窓の外に宇相吹の姿を見た唯が、恐怖で克明に助けを求めに行くと、克明と冴子がキスをしているシーンを目撃してしまいます。実は、これ、キスをしているのではなく、唯がそう思い込んでしまったのです。こうなったら止められません。唯は怒りで、注射を手にし、克明の首を何度も刺し続け殺害してしまいます。

この状況を遠くから見ていた宇相吹は優に電話をします。そうです。優の依頼は、唯を殺すことではなく、唯が苦しみ続けることだったというわけです。そんな優に宇相吹は唯の車のダッシュボードで見つけたものを送ったと告げます。そこに入っていたのは、唯から優への結婚披露宴の招待状でした。

「今の仕事を辞めて一緒に暮らせないかな?」

という想いが詰まった手紙も一緒に添えられていたのです。それを見た優は、「先に逝ってるね」といって自ら命を絶ってしまいます。実は、克明が優をターゲットに宇相吹に殺しを依頼していたのです。優となんて一緒に住めるはずがないと…。

みんながみんな勝手な思い込み
勝手に憎しみをふくらませる

「救えないね人間は…」

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そして、唯の病室の前には、宇相吹の写真を手にした多田刑事が立っている…というシーンで第2話が終わります。

第1話ですでに多田刑事の存在について、名前や立場、これからの絡みをネタバレしてしまっていますが、第2話になってもまだ、原作では多田刑事については詳しく述べられていません。しかし、第2話の最後のシーンで、この人が宇相吹を捕まえることになるのかな?と予想ができるはずです!

【ネタバレ】第3話 思い込みは人間を生かし、そして殺す「家の中の真実」

とあるマンションの805号室に住む羽田健と羽田桃香の夫婦。健は隣に住むマンション管理組合長の烏森がなんとなく気になる。恐怖すら感じるというのです。映画版では、羽田から羽根田となり忍成修吾と水上京香が夫婦を演じます。そして、小林稔侍が町内会会長の烏森を演じます。

ある夜、烏森が自分たちのゴミをあさっているところを目撃してしまう健。ゾッとしながらも勇気を振りしぼり、烏森を問いただすと、「奥さんに言っておきなさい…社会のルールを守れと」と言い放ちます。その様子に違和感を感じながらも、健はそれ以上は突っ込むことなく過ごします。

ある夜のこと。アロマを焚きながら健の帰りを待っていた桃香と、カーテンを開けたままイチャつきはじめる二人。行為の最中に桃香はベランダ越しに烏森の姿を見ます。そして、そこから烏森の行動はエスカレートしていきます。今度は、夫妻の部屋に入ってゴミ箱を漁り出すのです。怯える桃香を救うため、烏森のもとへ向かう健。

「警察に通報する!」と警告するのですが、「やめておけ。奥さんを愛しているんだろ…」と言い放つ烏森。耐えかねた健は、宇相吹に烏森の殺害を依頼します。ペロッとターゲット・烏森の写真を舐める宇相吹。ゾゾっとします…。

ここですぐに殺害シーンとなるのではなく、夢原唯の病室を訪れる多田刑事が、宇相吹の写真を見せる場面へとうつります。唯は写真の男の顔はわからないといいます。多田刑事は唯が嘘をついていると思い、精神科医の瀧真秀に相談します。すると、瀧は「思い込み」の事例を話します。人間は思い込みのおかげで生きていくことができるといえる。逆に、思い込みによって死ぬ事もあるというのです。

デジカメに映る桃香を見ながら、公園のベンチに座る烏森のもとに、宇相吹がやってきます。タバコに毒が入っていたと思い込まされた烏森は、あわててお茶を飲み干します。しかし、お茶の中には、タバコの吸い殻がたくさん詰まっていたのです(と、思いこまされます)。烏森はそのまま死んでしまいます。思い込みによって…。

依頼を完了した宇相吹は健の元へ向かいます。そして、烏森の部屋にあったあるものを手渡します。

僕が必要になったらまた呼んでくださいと告げ、立ち去ります。

会社を早退した健が家に着くと、煙だらけの部屋と大音量の音楽に驚きます。なんとそこには、大学のサークルで知り合ったという男たちと関係を持っている桃香の姿が。現実を受け入れられずに立ち去る健は、転んだ拍子に宇相吹から手渡された”あるもの”の中身を知ることになります。それは、烏森が桃香の怪しい行動のすべてについて綴っていたノートでした。警察に相談すべきか、彼らの生活を壊すのは…と悩む烏森の様子が伺えました。そして、健は、ふたたび宇相吹の元へ向かいます。ターゲットは自分と桃香。

「愚かだね、人間は」

6巻で描かれている『多田の記憶がなくなるシーン』はなさそう

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今回は1話〜3話のネタバレを書いているので、だいぶ先に感じるかもしれませんが、第6巻で多田刑事は、宇相吹に関する記憶を失ってしまいます。映画の尺でギュッとまとめるためには、記憶を失っている暇はなさそうなので…、描かれるとすれば、宇相吹事件専従捜査班を設立のエピソードというのもありかも!?

 

実写のキャストと漫画の設定が微妙に違う・・・

これだけ内容がぎゅっと詰まっていれば、原作の第1話だけで映画になりそう!と思ってしまいますが…。映画版『不能犯』のキャストの名前を見ていると、ベースとなるのは1話〜3話だけではなさそうなので、原作設定との違いを含めてチェックしていきましょう。

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軸となるのは、宇相吹VS多田刑事。これは、漫画も映画も同じかなと予想できます。ただし、漫画では、多田刑事は若手の純粋系男性刑事として描かれていますが、映画版では、イメージをガラリと変えて、女性刑事という設定に。多田刑事が、宇相吹の瞬間催眠にかからない体質というベースは変わらない設定かと思います。多田刑事を女性キャラにしたことで、男性VS女性となり、見た目的にも対立している感じがわかりやすくなるのでは?と想像しています。

ここからは、現在発表されているキャストをご紹介していきます。実写のキャストと漫画の設定では、名前や役柄が微妙に違っている感じです。

宇相吹正

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【宇相吹正】主人公の殺し屋。瞬間的に催眠術をかけ、相手を「思い込み」で死に至らしめる。原作では、無類の猫好き、バーでは牛乳を飲み、ぺろっと舌を出す仕草が印象的。映画版ではどのような”癖”を持つ男として描かれるのかも見どころのひとつ。

【松坂桃李】
主な出演作・・・ドラマ『サイレーン刑事×彼女×完全悪女』『ゆとりですがなにか』『視覚探偵 日暮旅人』、映画『今日、恋をはじめます』『ユリゴコロ』『彼女がその名を知らない鳥たち』2017年10月から放送のNHK連続テレビ小説『わろてんか』にも出演。

多田友子/原作設定は「男」

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【多田友子】宇相吹逮捕に情熱を注ぐ女性刑事。原作では、男性キャラで、第1話で殺害されてしまう夜目に憧れている。宇相吹の能力が通じないという”まれ”な存在。原作の初登場シーンから第2話あたりまで、サブキャラのイメージが強いが、それ以降話数を重ねるごとに重要なポジションとなっていく。原作でも映画でも、最後に宇相吹を追い詰めるのは、多田刑事なのか?!

【沢尻エリカ】
主な出演作・・・ドラマ『1リットルの涙』『ファーストクラス』『母になる』、映画『ヘルタースケルター』『手紙』『クローズド・ノート』

百々瀬麻雄/原作設定は「女」

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【百々瀬麻雄】熱血新人刑事。多田刑事とは反対に、こちらは原作では女性キャラ、映画版では男性キャラに変更。第3巻で初登場し、原作では、百瀬麻子というキャラで、多田刑事とタッグを組み宇相吹を追っていく。

【新田真剣佑】
主な出演作・・・ドラマ『僕たちがやりました』、映画『ちはやふる上の句/下の句』『ピーチガール』『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』

川端タケル/原作の女性キャラがベース?!

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【川端タケル】更生した元不良少年。3巻に登場する牧原こずえあたりがベースとなっているキャラクターで映画のオリジナルキャラクターかも。多田刑事を恨んでいるという設定で出てくるので、その辺で絡みがあるかも??

【間宮祥太朗】
主な出演作・・・ドラマ『僕たちがやりました』、映画『帝一の國』『トリガール!』『全員死刑』

赤井芳樹

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【赤井芳樹】頼れる先輩刑事。6巻で登場する係長がベース?のキャラクターかも。「宇相吹事件専従捜査班」にも参画しているものの原作ではあまり活躍していないキャラに見える。わざわざ映画に登場させたいということは重要な役割が与えられる?!

【テッド・ワダ】
主な出演作・・・ドラマ『Sー最後の警察官ー』『嫌な女』

若松亮平

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【若松亮平】冷静な若手刑事。オリジナルキャラ?

【菅原哲也】
主な出演作・・・ドラマ『まれ』『99.9ー刑事専門弁護士ーSEASON I』

前川夏海

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【前川夏海】河津村の後輩鑑識官。オリジナルキャラ?

【岡崎紗絵】
主な出演作・・・ドラマ『仰げば尊し』『人は見た目が100パーセント』『僕たちがやりました』

木村優

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【木村優】借金まみれの風俗嬢。2巻にも風俗嬢が登場していますが、他キャストと並べて考えると、上記第2話でご紹介したように夢原唯(芦名星)殺害依頼をするキャラ。原作では「佐伯優」だが、夢原の双子の妹で子供の頃に両親で別れたため、苗字が異なる。

【真野恵里菜】
主な出演作・・・ドラマ『逃げるは恥だか役に立つ』映画『覆面系ノイズ』『新宿スワン』

羽根田健

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【羽根田健】妻を愛する男。原作では、上記第3話でご紹介した烏森の殺害依頼をした人物。その後、妻・桃香も殺害を依頼する。原作では「羽根田」ではなく「羽田」。

【忍成修吾】
主な出演作・・・ドラマ『軍師官兵衛』、映画『ヘブンズストーリー』『64ーロクヨンー前編/後編』『サムライせんせい』

木島功

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【木島功】悪徳金融業者。原作では初回で殺される記念すべき第1号ターゲット。ドラマ版では、映画版に繋げる重要な役割を担うはず!

【水上剣星】
主な出演作・・・ドラマ『きょうは会社休みます。』、映画『デスノート Light up the NEW world』『ピーチガール』

羽根田桃香

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【羽根田桃香】羽根田健の妻で覚醒剤常習者。原作では「羽田」桃香。

【水上京香】
主な出演作・・・ドラマ『民王』『視覚探偵 日暮旅人』

櫻井俊雄

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【櫻井俊雄】タケルの先輩料理人。櫻井と聞くと宝くじエピソードが思い浮かぶ原作ファンも多いかも。ただし、川端タケルの先輩料理人ということなので、オリジナルキャラの可能性大。

【今野浩喜】
主な出演作・・・ドラマ『真田丸』『僕たちがやりました』『下町ロケット』、映画『ヒロイン失格』

西冴子

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【西冴子】美しい看護師。上記でご紹介した双子の姉妹が出てくるエピソードである第2話に登場する美人ナースが冴子さんという名前なので、おそらくこのキャラ?

【堀田茜】
主な出演作・・・ドラマ『遺産争族』『家政夫のミタゾノ』『重要参考人探偵』

夢原理沙

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【夢原理沙】成功したジュエリーデザイナー。原作では第2話に登場する「夢原唯」、宇相吹の策略により婚約者を殺害して精神病棟へ入る。宇相吹に恨みをもっており、4巻の21話「宇相吹の闇」で再登場。殺害しようとする多田刑事たちを脅すエピソードでも絡んでくることもあり、映画版ではかなり重要な役どころとなりそう。

【芦名星】
主な出演作・・・ドラマ『信長のシェフ』『セシルのもくろみ』、映画『シルク』

夜目美冬

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【夜目美冬】多田刑事の先輩・キャリア女刑事で原作では第1話で殺害されてしまう。5巻では、海外で心理カウンセラーとして活躍する姉が登場し、妹・美冬の復讐に燃える。

【矢田亜希子】
主な出演作・・・ドラマ『ラストクリスマス』『レディジョーカー』『緊急取調室』

河津村宏

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【河津村宏】ベテラン鑑識官。原作では、夜目刑事の先輩刑事として登場。無実の息子を殺された恨みから、復讐で夜目の殺害を依頼するものの、最後は自爆してしまう。

【安田顕】
主な出演作・・・ドラマ『下町ロケット』『勇者ヨシヒコと魔王の城』、映画『聖の青春』『銀魂』

烏森広志

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【烏森広志】羽根田夫婦が住む街の町内会会長。原作では、「羽田」夫妻が住むマンションで隣の部屋に住む組合長として登場。

【小林稔侍】
主な出演作・・・ドラマ『味いちもんめ』、映画『たそがれ清兵衛』『家族はつらいよ』『東京家族』

 

 映画『不能犯』の結末はどうなる?徹底考察

原作の登場人物と映画のキャストを見比べて映画の結末はどうなるのか!というのを予想してみます。映画のストーリー展開は、キャストから想像するしかなさそうなくらい、何も解禁されていない感じなので、ドキドキ感と期待度がどんどん高まってきますよね。

<考察>4つのポイントを考える!

  • 基本となるテイストは原作と同じ
  • ストーリーはオリジナル色が強め?
  • もしかして恋愛要素あり?
  • 多田刑事の記憶なくす展開は含まれる?

■基本となるテイストは原作と同じ

殺人を依頼する人も、殺される人も救われない(残念な最後を迎える)

■ストーリーはオリジナル色が強め?

もともと原作が1話完結型なので、映画版では、数組のストーリーがオムニバス形式で描かれ、それが、宇相吹と多田刑事というメインキャラクターを軸に繋がっていく

■キャラの性別を変えたことで恋愛要素が絡む?

多田刑事が女性キャラに変更されたことで、どうしても期待してしまうのが、宇相吹VS多田刑事に何らかの男女関係的な要素が盛り込まれること。宇相吹VS夜目刑事の間でもまさかのカラダの関係があったので、気になるところ

■原作の重要な要素を盛り込む?

5巻あたりで出てくる多田刑事が宇相吹に関する記憶をなくすという展開が、映画版では描かれるのか

このあたりに注目しながら、公開を待ちたいと思います!

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